誰もが安心して暮らせるまちへ~地域包括ケア砧地区モデル事業を視察しました

2015年1月31日 02時26分 | カテゴリー: 活動報告

世田谷区では、出張所・まちづくりセンターにあんしんすこやかセンター、社会福祉協議会を併設し、三者が連携して、身近な地域での相談支援や地域資源の開発などに取り組む「地域包括ケア」を進めています。

国が進めている地域包括ケアは、高齢者のみが対象となっていますが、世田谷区は、障がい者や子ども、引きこもりの若者などにも対象を広げているのが特徴です。
区議会議員になって一年目の質問で、高齢者だけではない子どもや障がい者も含めた見守りや、様々な課題を身近な地域で、同じ場所で気軽に相談できる事の必要性を訴えました。その時対応して頂いた課長が、今回の事業の中心的役割を担っています。

昨年の10月から、砧まちづくりセンターにおいてモデル事業が始まり、今日は、この砧まちづくりセンターを視察し、話を伺いました。

既に10~12月に510件の相談が寄せられています。
三者が一体整備されたことで、迅速に対応できるようになったこと、気軽に立ち寄る方が増えたこと、難病と親の介護など複合的な問題について円滑につなぐことができたことなど、様々な良い効果が得られています。また、地区内の団体や施設等にヒアリングを行ったり、団体等に呼びかけワークショップを開催するなど、新たなネットワークも広がっています。

今後は、行政では解決できない事例などを、どのように地域の中で支え、助け合いのしくみをつくっていくかが重要となってきます。さらに、様々な事例に対応できるよう、職員の研修や的確な人材配置も必要です。また、地域への周知を進め、理解を広げてかなくてはいけません。

この事業は、誰もが安心して暮らせる地域づくり、コミュニティづくりのために、大変重要な政策です。

来年度は5地区、そして28年度には全区展開を予定しています。結果を急がず、充分に検証を重ね、丁寧に進めていくことを求めていきます。

相談しやすいよう、個室も整備しました

顔の見える関係をつくるために、壁を作らず、三者が並んで配置されています