世田谷区区議会第2回定例会報告(1) 「新しい平和教育について」

2014年6月21日 22時35分 | カテゴリー: 活動報告

第2回定例会が終了しました。今回初めて代表質問を担当しました。(H26第2回定例会代表質問原稿

以下、一つずつ報告したいと思います。

 

まず初めに、『新しい平和教育について』です。

安倍首相は、集団的自衛権だけでなく、新たに「武力行使を伴う集団的安全保障」を閣議決定の原案に示してきました。武力行使を伴う集団的安全保障とは、侵略国に対し国連などとともに組織的に制裁を加えることで、これまでの政権は、集団的自衛権同様、憲法9条に反するとしてきました。必要最小限しか戦ってはいけないとしていますが、「必要最小限」といっても戦争はどう進むか予想ができず、日本の自衛隊が戦争に巻き込まれる可能性は非常に高くなります。

 これまで、憲法9条を持つ日本は、『戦闘に参加しない国』として、世界の中で様々な紛争を解決し、信頼を得てきました。

今、日本がやるべきことは、武力によるのでなく、平和外交による世界の平和構築です。国民の危機感をあおり、不必要な敵を作る事ではありません。

 そのためには、多様性を認め、対立する意見でも話し合いで解決する力を高めることが必要です。

今、日本では、世界の軍事的緊張が高まる中、平和的解決に確信が持てず、その解決を軍事力強化にしか見いだせない若者が増えています。日本の平和教育は、戦争の悲惨さを伝えることを中心としていますが、欧米では、非暴力的に紛争を解決するための紛争解決教育、人権教育、多文化教育、環境教育など広い教育領域が協働し、地球的レベルの人道主義的で安全な社会を作る「包括的平和教育」を進めています。

今回の議会で、世田谷区において、市民や子どもたちへの新しい平和教育の実施を求めました。

 以前、玉川小学校にあった平和資料室を、「平和資料館」として世田谷公園に移設し、来年度開設する予定です。平和な社会構築のために、ここを新たな平和教育の場として位置付けていきたいと思います。