今後の地域行政における出張所・まちづくりセンターの役割について

2014年3月18日 10時35分 | カテゴリー: 活動報告

高齢化の進展とともに、福祉や介護のニーズが増え、また、地域とのつながりが希薄化し、孤立しやすく、虐待やDV、ひきこもりなどの課題も増えています。また、非正規雇用が増えるなど厳しい雇用状況が続いている中、生きづらさをかかえる若者や生活困窮者が増えています。

今後もますます課題が多様化複雑化してくことが予想される中、行政だけでなく、地域の区民やNPOなどの活動団体、事業者との協働により支えあいのしくみづくりが重要です。

特に5年後には、団塊の世代が後期高齢者となります。高齢者が支えられるだけでなく、自分の経験や技能を活かし、支える側・地域社会の担い手として活躍できるような環境をつくっていくことが必要です。

このように、区民や地域団体などの参加と協働を進め、地域課題を解決し、地域コミュニティを活性化していくためには、一番身近にあるまちづくりセンター・出張所の役割が大変重要となってきます。

 

現在、世田谷区では、出張所・まちづくりセンターは、あんしんすこやかセンターとの一体整備を進められ、さらに、施設内に平成26年度から社会福祉協議会のスタッフの活動拠点が設けられます。

平成26年度から、地域包括ケアシステムが始まり、地区見守りネットワークとともに平成28年度までに全区展開を目指していますが、この中で出張所・まちづくりセンターの役割について伺います。

 

このような新たな福祉的環境の整備を進めていくためには、区民や活動団体など地域の担い手を発掘し、支える側と、支援が必要な人などニーズとのマッチングを行うこと、さらに、既存の社会資源、様々な分野の人や団体などをつなぎ組み合わせることにより、新たな社会資源やソーシャルビジネスなどを創出していくことが重要です。

地域の中には、何かしたい、自分の経験を活かしたいと思っていても、どうしたら良いかわからないという人も多くいます。このような人たちを有効に活用していくためには地域の中に気軽に相談できる人材バンク的な機能が必要で、出張所・まちづくりセンターにおいてそうした役割を担っていくことが求められます。見解を伺います。

 

平成25年度に「地区防災対策」が出張所・まちづくりセンターの職務として位置付けられました。

地域コミュニティの活性化のためにも、防災への取組みは大変重要です。地域の人たちとともに、震災用指定井戸やAED設置場所、防災資機材庫、ポンプ倉庫などを示した地域の防災マップの作成や、避難所運営組織の自立化などを進めていく必要があります。

来年度は、27か所すべてで防災塾が開催されます。来年度の防災塾では、地域の課題出しを行うとの事ですが一回のみの開催と聞いています。しかし、これをきっかけとして、課題解決のために持続した活動につなげていくことが必要です。見解を伺います。