新年あけましておめでとうございます。

2014年1月1日 00時00分 | カテゴリー: 活動報告

本年の皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。 

昨年は、「特定秘密保護法」の成立、民主党政権時代に決定された2030年代に原発ゼロという方針を覆し、原発を重要なベース電源とし再稼働推進が示された「新エネルギー基本計画案」の提示、そして年末の安倍首相の靖国参拝と、国は民意とかけ離れた方向にどんどん進もうとしています。今年はさらに憲法改正と進みかねず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

特に、特定秘密保護法は、国民の知る権利や表現の自由を奪い、民主主義の根幹をゆるがしかねません。こうした流れをとめるためには、多くの方が政治に関心を持ち、声を出していくことが大切です。

生活者ネットワークは「大事なことは市民が決める」と掲げ、市民が主役の区政をめざし、年2回の区政報告会や、次年度の予算要望書をつくるための予算要望ワークショップ、視察報告会などを開催してきました。今年度も、少しでも議会を身近に感じ、参加し声を出す人を増やすために、引き続き、区政報告会などを開催していきたいと思います。

また、子どもや若者の参加も大切です。「世田谷区子ども条例」に、「子どもと一緒に地域の社会をつくる」こと、「区は、子どもが参加する会議をつくるなどしていろいろな意見を聞き、子どもが自主的に地域の社会に参加することができる仕組みをつくるよう努めていく」と示されています。子どもの参加と意見表明の保障は、自己肯定感を育むために、また、今年10月に策定された世田谷区基本構想に市民自治の推進が示されましたが、自ら考え判断する、自治する市民を育てていくためにも大変重要です。

議会でも求めましたが、子どものうちから行政や議会の仕組みを学び、自分たちの暮らす地域の課題解決や、子どもに関わる政策決定過程などで、行政や議会と議論し、決定に参加できる「子ども議会」など、子どもや若者の力を発揮する機会と活動拠点づくりを今年も求めていきます。

 昨年は、子どものいじめや虐待の解決を進める子どもの人権擁護機関「せたホッと」の設置、遅れている若者への支援を進めていくための若者専門所管「若者支援担当課」の設置、中高生世代の居場所づくり、エコ改修への助成、太陽光発電のための公共施設屋根貸し事業、コミュニティの拠点となる空き家活用モデル事業への助成、若者・女性・高齢者を中心とした就労支援センターの開設、地域防災力向上のための防災塾の実施、せたがや平和資料館の設置など、生活者ネットワークの訴えにより多くのことが実現しました。

 特に障がいの有無にかかわらず、可能な限り共に学ぶ「インクルーシブ教育」については、議会質問で求めることにより、世田谷区は、国のモデル事業へ手を挙げるとともに、現在策定中の新たな「教育ビジョン」の中にも大きく示されるなど、インクルーシブ教育に向けて大きな一歩を歩み出そうとしています。
子どもの時から共に学ぶことは、共生社会実現のためにも大変重要です。昨年12月4日の参院本会議で、「障害者権利条約」の締結承認案が可決され、ようやく日本の批准が実現しようとしています。条約が規定する「障害に基づくあらゆる差別の禁止」や「障害者の権利・尊厳を保障」するために、様々な政策の具体的実現に向けて、今年も取組んでいきます。

 今年も、子どもであっても、障がいがあっても、歳をとっても、人権が尊重され、力を発揮でき、安心安全に暮らしていける社会を、皆様とともに築いていきたいと思います。

今年も皆様のご参加をお待ちしています。今年もどうぞよろしくお願いします。