世田谷区の学校給食の牛乳から放射性物質が検出されました

2011年12月13日 15時06分 | カテゴリー: 活動報告

世田谷区では、区立小中学校及び保育園の給食の牛乳の検査を、2回(6月、8月)実施してきましたが、11月22日の測定において、小中学校に提供されている牛乳から、セシウム134−4.7Bq/kg、セシウム137−4.7Bq/kgが検出されました。この値は、国の暫定規制値(200Bq/kg)を下回るものですが、区は、念のために定期的に牛乳の検査を実施しています(結果は世田谷区のホームページにて公表)。
法射能の子どもへの影響を心配し、多くの方から学校給食への不安の声をいただいています。牛乳は毎日飲むものであり、特に、安全対策が求められます。

11月30日の世田谷区議会第4回定例会にて、私からもこの件について、区の対応及び、安全対策について質問しました。
さらに、学校給食の食材において、放射性物質が検出されたら、今後も、微量でも情報の公開、原因追究、そして場合によっては、提供を中止することも必要であることを求めました。

これを受け、世田谷区は、区立小中学校に牛乳を提供している「株式会社 明治」に対し、乳牛のえさなど、製品管理、原乳選択など、安全な牛乳製造を強く要請しました。
また、東京都へも働きかけ、12月2日付で東京都教育庁地域教育支援部長より、東京学乳協議会へ、学校給食用牛乳供給事業者に自主検査結果の公表を促すよう要請しました。

さらに12月8日、保坂区長は、森文部科学副大臣に、牛乳製造業者が行っている放射性物質の検査データを開示すること、製造にあたり放射線量を低減し、安全な牛乳を出荷することなど、子どもたちに安全な牛乳を供給することへの協力を要望しました。
世田谷区では、給食の放射能対策について、ずっと議会で求めてきたことが少しずつ実を結び始め、嬉しく思います。

来年4月には、学校給食などを測定するために、放射性物質測定機器を2台購入します。
今後とも、安全な学校給食の提供に向けて、取り組んでいきます。

(粉ミルクに関しては、(株)明治の粉ミルク「明治ステップ」から放射性物質が検出されたたために、区立保育園で提供している粉ミルクについて、調乳したミルクによる検査を実施し、検査結果が出次第、ホームページの掲載などにより公表する予定です。)