文教委員会視察報告

2011年8月29日 14時14分 | カテゴリー: 活動報告

7月13〜15日まで、文教委員会で佐賀県及び福岡県へ視察に行って来ましたので、ご報告します。

今回、不登校支援について、福岡県福岡市、及び、佐賀県の取り組みを視察しました。
どちらの県も、大学との提携により、徹底的に調査を行い、福岡県では、実践例をまとめた小冊子を作成し、自己肯定感を育む学級づくり、不登校児のきめ細やかな改善状況を全教員が把握することで、担任教師だけに負担を強いないようにすること、校内適応指導教室等、居場所づくりなどにより、21年度には、100名以上減少しました。福岡市では、予防として、中一ギャップ対策として、中一への少人数学級を導入、小中連携教育、大学と連携による教職員研修、また具体的対策として、校内適応指導教室、不登校対応教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置、メンタルフレンドとして、学生ボランティアを不登校生徒の家庭に派遣などにより、2年間で200名以上、不登校児が減りました。

世田谷では約400人前後の不登校児がいますが、まだまだ対策として十分とは言えません。世田谷でも、福岡市のような、教室に入れない生徒のための居場所としての校内適応指導教室や、また不登校対応教員、スクールソーシャルワーカーの配置などに取り組んでいきます。また、居場所としてのほっとスクールの見直し、学習指導・支援の充実や、フリースクールなどの居場所づくりへのサポートなど、様々な提案をしていきます。

その他の視察
・公立小中学校事務の共同実施(佐賀県)
各校の事務職員が、中心校に定期的に集まって共同処理を行うことで、業務の効率化、標準化、職員の意識の向上、教員の負担軽減などの成果が得られた。(→学校教育の充実)
・武雄市MY図書館(佐賀県武雄市)
図書館が遠い、子育て、障害があるなど図書館に行けない人のために、iPadを活用した国内初の電子図書サービスを開始。図書館を新設する費用、本を管理する費用の削減、障害者の雇用など。