世田谷区内放射線量測定会

2011年7月28日 14時45分 | カテゴリー: 活動報告

世田谷区大蔵地区にて

6月に、東京都により、区内5カ所の公園で放射線量測定が実施され、いずれも1時間あたり0.04〜0.06マイクロシーベルトと低い線量であったとの報告がありました。
世田谷区でも、独自に放射線測定器を購入し、小中学校や保育園を測定しています。
しかし、子どもが遊ぶ環境を、もっとこまめに測定して欲しいという声を多くいただいたことから、世田谷・生活者ネットワークでは、ガイガーカウンター(松紅社SH86-JP、香港製、測定誤差±15%)で、区内を測定していくことにしました。

7月25日、12名(うち親子3組)の市民の方とともに、大蔵近辺を測定しましたので、ご報告します(本機器は、測定間隔が1秒のため、10秒ごとに数値を10回とり、最大値と最小値を除いたデータの平均を、その地点の計測データとしました)。

成育医療センター

水場(奥)  高さ5㎝ 0.12μSv/h 1m 0.13μSv/h
水場(入口) 高さ5㎝ 0.10μSv/h 1m 0.13μSv/h

大蔵運動公園

中央      高さ5㎝ 0.11μSv/h 1m 0.14μSv/h
機関車下(溝)  高さ5㎝ 0.09μSv/h 1m 0.09μSv/h
ブランコ     高さ5㎝ 0.14μSv/h 1m 0.11μSv/h
リス公園砂場  高さ5㎝ 0.13μSv/h 1m 0.12μSv/h
アスレチック広場 高さ5㎝ 0.12μSv/h 1m 0.12μSv/h

大蔵団地
 
大根洗い場  高さ5㎝ 0.12μSv/h 1m 0.11μSv/h

都や区が使用しているシンチレーション式計測器と違い、ガイガーカウンターは、自然放射線も読み取ってしまうため、区や都の発表の値よりは、高くなると言われています。それらを勘案すれば、この地域では、特に問題の場所はありませんでした。

<気づいた点>

・高い位置の方が若干高め
測定していると、数値が0.2位まで急に高くなることがあり、これは、空気中のちりの放射線などを拾ってしまうためと言われている。低い位置より、高い位置での方がこういったことが起こりやすかったため、平均すると高くなってしまった。

・水たまりができやすい場所や溝が高いと言われていたが、それ程差はなかった。

・ブランコ下が若干高め
下に水が溜まらない様に、多孔質のものが敷いてある。プールサイドと同様に、もしかして多孔質のものは、放射性物質を閉じ込めやすいのかもしれない。ただ、大した数値の違いではない。

今後も、市民の方と一緒に、このような測定会を実施していきます。測定して欲しい場所がありましたら、お気軽に、世田谷・生活者ネットワーク事務所までお問い合わせください(個人ではなく、グループでお願いします)。

※現在、世田谷区が測定した放射線量の結果は、世田谷区のホームページでご確認ください。