トランジション世田谷のアンケートに関する回答

2011年6月30日 09時19分 | カテゴリー: 活動報告

①福島原発事故による放射性物質の飛散は、世田谷区を越えて神奈川県等でも確認されています。これまで想定されていた以上に放射性物質の飛散距離が広いことが証明され、今後も大気や土壌、水質、農漁産物などを通した内部被爆が危惧されています。
 世田谷区として緊急に行うべき対策として、貴会派の具体的な提案をお聞かせください。

・放射能の影響は長期に渡ると考え、区内の食品や土壌・水の放射能測定ができる区民参加による測定室の設置を、議会質問でも提案しています。

・子どもの被爆を減らすのに役立つよう、早急に世田谷区内の放射線量の測定と情報公開。

・緊急対策として、放射性物質の検査で区が実施しているのは区立学校プールの水質調査のみですが、今後、世田谷区独自の空中放射線量調査の結果に注目し、高い数値が出た場合その地点での土壌調査などの追加測定を要求していきます。

・除染すべき基準と、除染方法を広報などにより周知する。

・安心して学校給食を食べられるよう、放射能測定など区として取り組んでいくことを求めます。

・国や都に要求すべきこと

・食品の検査体制の強化(品目の多様化など)と一層の情報公開

・放射能の影響を受けやすい子どもたちの長期に渡る健康への影響の、疫学的調査

・放射能の子ども基準を作る

 

②原子力発電は多大なコストがかり、放射性廃棄物の安全な処分方法も定まっていません。現在、日本中、世界中でエネルギー政策の転換を求める世論が高まっています。また、再生可能エネルギーを地域で行うことによる雇用への効果も期待されています。
 世田谷区における新しいエネルギー政策として、貴会派の具体的な提案をお聞かせください。

・家庭での使用エネルギーが40%を占める世田谷区内において、家庭の省エネを進めることが重要です。機器に対する助成は、太陽光発電、太陽熱温水器、省エネナビ、スマートメーターなど、省電力や自然エネルギーの活用が進むような機器につけ、エネルギーシフトの実現に向け区民が参加できるよう誘導すべきだと考えます。エコキュートへの助成は、中止すべきだと考えます。

・飯田市のような、市民ファンドを使っての太陽光発電の普及を、世田谷でも実現すべきです。

 

③屋上での太陽光パネル設置以外に、世田谷区で実現可能なエネルギー源としてどのようなものをお考えでしょうか。(風力、太陽熱、地熱、小規模水力、バイオマス等)

 また、それを普及するために必要な世田谷区の制度改革案、もしくは東京都、国などに提案すべき政策はありますか。(発・送配電分離、再生可能エネルギーの固定価格買取制度、設置に関する様々な制度・規制変更などの提言等)

・区内では、風力、太陽熱、小規模水力、地熱、バイオマスなどが可能性としてはあると考えます。

・区外の適地に設置する風力発電に区民が出資するという形の自然エネルギー利用促進の可能性もあります。区内にメガソーラー発電施設を作るのは難しいですが、区民出資という形で区外に作るのも検討は可能です。

・制度としては、発送電の分離(送電線の公有化)と再生可能エネルギーの固定価格買取制度は必要と考えます。

 

 

④夏場の電力不足対策として、オフィス・工場・家庭での省エネが重要視されています。貴会派が世田谷区に提案したい政策はありますか。

・家庭での省エネの促進のために、区が養成した「ストップ温暖化説明員」やNPOなど、区内の人材を活かし、区民の環境配慮行動をより活発にしていくことが重要だと考えています。

 

⑤区役所または区施設で実行すべき節電・発電方法はありますか。

・世田谷区内の小学校などでも、建て替え時に屋上に太陽光発電設備を設置しているところもあります。できるだけ多くの区の公共施設の屋上などに太陽光発電をつけていくべきだと考えます。

・照明はLEDに順次切り替えていくこと。

・みどりのカーテンを増やす

 

⑥世田谷区では2006年に環境行動指針を制定しています。再生可能エネルギーをさらに取り入れるために、同指針の変更、追加などの必要があるとお考えですか。ある場合、具体案をお聞かせください。

・22年5月に発表されている、世田谷区環境基本計画(調整計画)では、低炭素社会への移行が目標となり、その中で再生可能エネルギーの利用の推進が新しい方針として盛り込まれました。区民と協働して、実現していく行動指針もこの基本計画に合わせて、再生可能エネルギーの活用を盛り込むべきだと考えます。

・しかし区・事業者・市民がそれぞれの責任で環境配慮行動を進める行動指針の考え方自体、区民に浸透しているとは言い難い状況です。一層の普及の必要があると考えます。

 

 

⑦保坂展人世田谷区長が、世田谷区を再生可能エネルギーの拠点として発信したいと言っています。貴会派として、その具体的な案があれば、お聞かせください。

 

・保坂区長は、報道やインターネットなどを活用し、自分の言葉で発信しています。

今のような発信を継続し、区内で実績を示していくことが効果的だと考えます。

・区のホームページをもっと魅力あり、見やすいものにする。