今年は、国際森林年です

2011年1月31日 19時59分 | カテゴリー: 活動報告

「きらめき間伐の紹介」

「今年は、国連が定めた「国際森林年」です。
毎年、日本の国土面積の半分の面積の森林がなくなっています。これは、一秒間にするとサッカー場一面分。
世界最大の森であるアマゾンも、50年で砂漠化してしまうと言われています。
そのため、今年を、世界中で森林の持続可能な経営・保全・利用の促進・重要性を呼びかける重要な年にしようと定められました。
これを受け、日本でも、今年を森林・林業の再生元年にしていこうとしています。

森林は、多くの命を養い、土をつくり、雨水を貯え、二酸化炭素を吸収し、そして大事な酸素の供給源です。
森を守ることは、私たち人間の命を守ることなのです。

日本は、国土の66%が森林で、一見森が多く緑豊かな国に見えますが、その7割は、戦後の政策(拡大造林)によって、木材に適していると植えられた杉やヒノキの人工林です。でも、その後、値段の安い外国の木材が入ってくるようになり、植林地の多くは、放置され、手入れもされず、暗く、草も生えず、動物も住めない森なのです。そして、雨が降ると、根が浅いために土砂崩れを起こしやすく、土砂災害の被害が急増しています。
このまま植林地を放置すると、10年後には、木はばたばたと倒れ始め、取り返しのつかないことになってしまうと言われています。

日本の森には、きちんと間伐して利用すれば、輸入する必要がない位の木があるそうです。
そして、国内で木材を自給すれば、世界の森を守ることになもつながるのです!!
(現状は、日本はたった4〜5本の木が欲しいために、森の半分の木を伐採するという破壊的な伐採をしている)

私は、昨年静岡での『きらめ樹』間伐に参加しました。

『きらめ樹』間伐とは、木の皮をむいて、ゆっくり立ち枯れさせ、一年後乾燥した状態で間伐する手法です。

女性や子ども達でも簡単にできる画期的な間伐です。重機なども使う必要もありません。

皮をむかれた木はやがて葉を落とし、その隙間から森に光が入ると、徐々に鮮やかな緑の大地が蘇ってきます。
草花は土を作り、雨を貯め込み、おいしい水を育みます。
そうしてできた豊かな土壌は、残った杉、ヒノキを太く、価値ある木材へと育ててくれるという壮大な循環が始まります。

実際、杉やヒノキの皮は、本当に子どもでも簡単に剥け、剥かれた事によって現われた木の肌は、白く、みずみずしくとてもきれいで、こうした宝が放置されているのは、本当にもったいないことだと思いました。
きらめ樹間伐された木は、一年後には、立ち枯れしているため、子どもでも運び出せるそうです。

この方法を広めている、NPO法人「森の蘇り」では、きらめ樹間伐をを環境教育、野外体験学習の一環として学校やボーイスカウトに提案しています。
単なる体験学習にとどまらず、「子ども達自身による森づくり」の実践活動として、世田谷区の学校などでも取り組んでいけるよう、ぜひ提案していきたいと思います。
こうした体験は、子どもたちの環境に対する意識を変え、素晴らしい環境教育なると考えます。